2018年8月2日木曜日

ラオス ルアンプラバン(4)

(最後の日)
 最終日は朝ゆっくりとして9時過ぎに歩いて街に散歩に出る。家内の背中の痛みが残っているので無理はしない。ぶらぶらと1キロメートルほど歩いてダラ市場まで来て地元の人が着るスカート刺繍を見る。美しいものが多い。
 そのあとカフェでコーヒーを飲むと通りを挟んだ反対側に「伝統工芸と民族博物館」があることに気付いた。これを見てみようと言うことになった。坂を少し上ったところにある博物館は小さいが居心地のよい場所だった。
 まず驚いたのは展示の説明の完璧な日本語訳を貸してもらえたことだ。ラオスの主な民族分布やそれぞれの民族が持つ装飾文化の見本が美しく展示されている。
 

さらに奥の展示室には「数珠玉」を使った装飾についての展示があった。正確に言うと「種」を使った装飾であるが、日本では数珠玉という方がわかりやすいかもしれない。植物の乾いた種を刺繍のなかに織り込んで美しい装飾を作ることだ。
 ここでは龍谷大学の落合雪野教授が集めたこれらの刺繍が展示されている。龍谷大学と東南アジア研究所の協力で出来たということが書かれており、とても嬉しかった。
  織物を見られるカフェなど、のんびりと過ごした後、ホテルからタクシーを頼み、ハノイ経由ダナンに帰る。





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