2016年7月21日木曜日

伏見稲荷の様子

外国人観光客で賑わう伏見稲荷
伏見稲荷は、今や外国人観光客にもっとも人気のスポットだ。今回のD君の訪問でも、ここには行こうということになった。

行ってみると、やはり外国人観光客がひっきりなしである。D君の大阪からの到着が遅れたので、家内と二人で京阪の駅前の喫茶店で1時間半ほど時間をつぶしたのだが、外国人観光客の途絶えることがなかった。

喫茶店の隣にいた若いカップルにどこから来たのと聞いたら、男性がレバノン人で、女性がハンガリー人で、今は二人でドバイに住んでいるとのこと。これから京都のどこを見たらよいか、相談されたので、アドバイスをしておいた。

D君が大きな荷物を持っていたので、JR駅の先の通りを右に曲がった、伏見商店街が一緒になってやっている手荷物預かり所に預ける。この辺のサービスも外国人観光客の人気ナンバーワンの秘密かもしれない。

伏見稲荷の参道のお店もすっかり外国人観光客仕様に変わっている。英語の説明は当然のこと、外貨交換機もある。

D君が屋台の焼き鳥を買うのを見ていたが、屋台のお兄さんも英語で対応している。

さすがに商人の方の対応は早い。観光産業はこれからの日本を支えていく重要な産業だ。日本の大学、特に国立大学でも観光を正面からとらえるべきだろう。

ベトナムからの友人D君と大阪・京都を巡る

この数日間、長い間、ベトナムで世話になったズン君一家の大阪・京都の観光案内をした。大体の日程は以下のようなもの。

15日:関空の近くのホテルに前泊

16日:早朝の迎え:大阪のホテルに行き、チェックイン。その後、海遊館などを
見学。ホテルに帰り、ゆっくりしてもらう。

17日:朝ホテルに迎えに行き、京都に移動して祇園祭りの巡行を見る。午後は大阪城を見る。大阪城の後はホテルに帰ってもらい休息。

18日:朝、ホテルに迎えに行き、伏見稲荷を見る。京都のホテルにチェックイン。そのあと、錦市場や四条でショッピング。夕方、松ヶ崎の魚座で夕食のあと、我が家に来て貰い、着物の着付けを体験して貰う。

19日:朝、ホテルから清水寺に移動し、のんびりと観光。分かれた後は高島屋や寺町通りを歩いたとのこと。

20日:早朝に新幹線に案内し、東京の友達に頼み、東京駅に出迎えて貰う。

という訳で結構忙しかった。小さなお子さんもいるご一家なので無理は禁物。一日に一カ所を見て、あとは休息やショッピングに充てるので十分。

10年前と違い、ベトナムにも超高層ビルなどが増えているが、一番印象に残ったのは、京都の鴨川の水の清さや、日本の鉄道の正確さと静かさだったよう。

清水寺では、日本のお寺とベトナムのお寺はとても似ているとの感想。両国の文化的な近さを改めて感じた。

清水寺に参拝

2016年7月14日木曜日

ビザの手続き 追加書類の発送

ダナンの大学に行く予定で様々な用意を進めているが、もちろん一番大事なことはビザの取得である。ダナン大学から来て教えませんかと言われても、個人的なプロジェクトであるし、ビザの取得は自分でやらねばならない。ベトナムサイドは大学がやってくれるが、日本サイドの手続きは全部自分と家内の仕事だ。
今日は朝から大阪の公証役場に行って、その後、堺にあるベトナム領事館を訪れて、追加に必要となる書類の認証を貰ってきた。そのあと、大阪の本町交差点にあるKinko'sからDHLで発送をした。これだけでもかなりの時間と出費になる。それでも午前中に手続きが終わり、無事、DHLで送り出したときは嬉しかった。
これで後はベトナムサイドの手続きを待つだけである。

ホッとして帰りに心斎橋筋を歩いた。外国人の観光客が多い。心斎橋の大丸では今回の渡越のお土産を数点買ったが、お店のなかの客も買っている客も外国人の方が多いのではないかと思うほどだった。私は、毎週のように京都の町でも外国人の観光客の動きを見ているが、爆買いはなくなったというものの、訪日外国人の数そのものは落ちていないという実感がある。とても有り難いことだ。

明日は大阪に泊まることにしている。明後日の朝の飛行機でベトナムで世話になったズン君一家が来日することになっており、その迎えのためだ。朝の6時半頃には関空に着いてしまうので、関空の近くに泊まらないと迎えができない。毎日、大阪に向かっている。