2017年1月27日金曜日

新しいDanaBusを試してみました

 ダナン市が始めた新しいバスサービスであるDanaBusを初めて使いました。8番路線でロッテマートに、そこから11番で繁華街のLe Duanまで行きました。一回の乗車が5000ドン(25円)で安くて快適。今日ももう一度乗りました。
We started to use DanaBus service. Yesterday, we moved by DanaBus from Phuc Loc Vien to Lotte Mart via Line 08 and from Lotte Mart to Le Duan street. One ride costs just VND 5000 and very comfortable. We rode again today.

運転士と車掌さんが乗っており、一回の乗車に5000ドンを支払います。どの区間に乗っても一定です。車内で貰った地図があると楽に路線が探せます。

路線バスの運転手は言葉は通じませんが、とても親切です

2017年1月25日水曜日

Before Tet holidays. I forgot to buy wines!

Before Tet holidays, foods shops are so crowded with people preparing for the new year. We bought many flowers and fruits today. I forgot to buy bottles of wines! I will buy tomorrow.
テト休みの前、食料品売り場は人で一杯。我々は伝統市場でお花と果物を買いました。あ、ワインを忘れた。明日、買います。

2017年1月24日火曜日

「人間の安全保障」シンポジウムに出席



ダナン経済大学での経験を話す
  先週は19日(木)と20日(金)に京都大学で開催された「人間の安全保障」シンポジウムに出席をした。このプログラムの正式の名前は「『人間の安全保障』開発を目指した日アセアン双方向人材育成プログラムの構築」であり、文部科学省「大学の世界展開力強化事業」の支援事業として2012年度に開始された教育プロジェクトである。このプロジェクトは、日本とASEANの大学間で修士課程の双方向ダブル・ディグリーのプロジェクトを構築することを目的としており、京都大学からは農学研究科、エネルギー科学研究科、医学研究科が中心となり、東南アジア研究所など関係する部局の協力を得て進めてきたものである。5年間を経て、この3月で文部科学省補助金の期限を迎える。今回のシンポジウムはその総括としてのシンポジウムだった。
参加者で記念撮影
 このプロジェクトにはASEANを代表する30大学のコンソーシアムであるAUN、そしてAUN参加大学のチュラロンコン大学、マラヤ大学、ガジャマダ大学、バンドン工科大学、シンガポール国立大学、そしてAUN準参加大学としてカセサート大学が参加して、修士課程学生の教育を行う。また参加大学の学生のために京都やそれぞれの国でサマースクールやウィンタースクールも開催し、参加の公募をAUNが取りまとめている。
 プログラムの中核は、3年間で京都大学と提携大学の修士資格が取得できるダブルディグリープログラムと、提携大学の修士課程にいる学生が1年間京都大学に留学できるシングルディグリープログラム、そして短期の交流プログラムの3本からなる。ダブルディグリープログラムはASEANの学生が京都に来るだけではなく、日本人学生がASEANの大学に留学して二つの大学の修士資格を取得できる完全な双方向プログラムである。
 先週のシンポジウムでは、Plenary SpeechとしてAUNのチョルティス氏(Dr. Choltis Dhirathiti)が「International Student Mobility and Migration, Based on the AUN Experience, As an Introduction on How AUN works its Ways towards Regional Student Mobility in ASEAN and East Asia in the past 20 years.”という題名で、AUNの学生交流プログラムとAUNの将来方針について話をされた。AUNは、ASEANの30大学が広範な協力を行うプラットホームとしてバンコックに本部がある。チョルティス氏はAUNが行っている広範な学生交流プロジェクトを紹介した後、しかし大学間交流は大学間のバイラテラルな協力が基本であり、AUNの基本方針はメンバー大学の自主性を重んじ、その補完的な役割を重視していること。また教育の質の保証の分野ではASEANで主導的な役割を果たしていることも話された。日本の大学には、ASEANの大学との提携に当たって、AUNASEAN大学への広範な呼びかけができる特色を活かし、AUN事務局を使ってほしいと呼びかけた。
そのあと私は、Key Note Speechとして「Universities under Performance Pressure – Necessity of International Collaboration」という表題で講演を行った。小生のダナン経済大学での経験、そしてその経験に基づいて今後の大学間の協力のあり方について話をした。ベトナムの大学で経験する日越の相違、学生との交流の楽しさ、長期に滞在することによる新たな研究領域の着想などを述べた。結論としては、海外大学で1セメスターでもよいので滞在し教育をすることが研究者を育てること、外国人研究者の存在が学生や教員に与えるよい影響、そして教育や研究の国際交流の支援の重要性を政治や社会に訴えていく大学関係者の責任を述べた。
午後は、ASEAN参加各大学の国際部門の戦略の紹介があり、そして最も興味があったのは、日本人学生2名、ASEANの学生2名によるダブルディグリープログラムの経験についての講演だった。日本人学生は熱帯農業の勉強をしているX君、そして健康医学を勉強しているYさんであった。Yさんは海外滞在中と言うことでビデオでの講演だった。X君は農村における貯蓄と貧困の研究をしており、Yさんは健康医学の研究である。二人の講演の内容は大変に興味深いもので一人はガジャマダ大学での1年間、そしてYさんはマラヤ大学での1年間である。X君は卒業後に民間企業での就職を決めており、Yさんは国際機関等での仕事を希望している。二人はこのような海外で学ぶ機会がどれほど貴重であり、自分の将来に役立つと思うかを話してくれた。二人の話をこれから京都大学の大学院で学ぶ若い人々にぜひ聞いてもらいたい話である。
 またASEANの学生二人はインドネシアの学生の発表であったが、それぞれに明確な研究テーマを持っており日本の研究室における貴重な経験を重ねていることが感じられた。特に印象に残ったのは二人目で発表をしたZ君で京都大学にやってきてわずか2ヶ月後には海外の学会に先生と出張し、学会発表を行っている。そして「外国人学生を日本人学生と同様に扱ってくれ非常にうれしい。」と述べてもいた。将来は大学での研究者を目指しているという。
 翌日の昼からは、エネルギー科学研究科が開催しているウィンタースクールの成果発表会であった。このウィンタースクールも「人間の安全保障」プロジェクトの一環であり、すでに複数年にわたって開催している。エネルギー科学研究科での研修をもとに仮想の国をテーマにエネルギー政策を議論する。それぞれのグループの個性が出る。会場は終始、笑いがあふれ、楽しい研究発表であった。
大学の世界展開力強化事業は私が京都大学にいる12年間に前半のグローバル30と並んでもっとも力を注いだ事業の一つである。その成果とも言うべき学生諸君のきわめて前向きの報告を聴いて本当にうれしかった。「いいことをできた」というのが偽らざる気持ちである。
このプロジェクトに対する文部科学省支援は5年間の年限が切れて本年3月に終了するが、ダブルディグリープログラムは継続するということである。財政的な難しさはあるものの関係する先生方や海外提携大学との協力で乗り越えていただき是非とも日本とASEANの研究や教育、そしてもっと広範な協力の礎に育ってもらいたいと心から願っている。
                                                   


2017年1月13日金曜日

ベトナム金融セクター

 アマゾンのキンドルで、「ベトナム金融セクター」を読みました。小生も2002年から2004年に国際通貨研究所の調査部長として、財務省のベトナム金融システム改革のODAプロジェクトに従事したことがあり、色々な調査をしたものです。

アマゾンのリンク
 この本は2013年に発刊されており、私の調査から10年を経ての本ですが、とても面白く読ませて貰いました。私が調査した頃とはずいぶんと変わっています。日本の銀行は戦略的なパートナーとして出資をしており、開かれた銀行システム運営が行われているようにも見えます。
 一方では、私が来てからの数ヶ月間にも、ベトナムの新聞には問題銀行の国有化の記事が多く見られます。この本はそれを理解するための基礎知識としても役立ちます。
 しばらく金融調査からは遠ざかっていたのですが、この本を読んでもう一度調べてみたいと思うようになってきました。ただしこのためにはハノイに住んでいないと難しいでしょう。また大きな組織の支援がないと難しいようにも思われます。まあ取りあえずは当地の新聞記事を読むことから始めましょう。

とても気持のよい晴れ間が出て、 So pleasant sunny day

It was so sunny and pleasant morning today. I have not seen so blue sky from November. Maybe the rainy season is now coming to an end in Danang. I enjoyed reading the books about Vietnam today. I am so free from the university management now, and it is really a luxury that I can spend so much time for my personal interest.
今朝は青空と気持ちの良い日差しが出ました。こんな綺麗な青空は11月以来です。これでダナンの雨期も終わりでしょうか。少なくともそう希望します。今日はベトナムの関係の本を読んで過ごしました。大学の運営を離れて、自分の興味のままに本を読むのは京大時代にはなかった贅沢です。

2017年1月8日日曜日

Asia Pacific Gateway インターネット網の整備

NTTcomウェブサイトから転載
「インターネット回線が劇的に良くなった」
 1月4日のVietnam Newsにアジアゲートウェイの回線についての記事が出ていた。アジアを結ぶ新しい回線の接続が終わり、これによれば大幅な改善が見込まれるという。


 以前このブログで書いたが、昨年は香港との回線が断線したこともあったり、ダナンと日本のインターネット接続はかなり不安定だった。これで本当にインターネットを駆使する情報企業がベトナムで働けるのだろうかと心配していた。
この記事を読んだあと、早速、日本からの動画を見てみた。なるほど安定している。以前は途中で止まってしまい諦めていたのだが、なるほどあまり止まらない。USENのウェブサイトのインター速度測定ソフトで計測すると5から8MBPSである。動画を見るには十分だろう。
 我が家では夕食後はテレビを見て過ごすことが多いのだが、日本のテレビも見たいので、日本にInterlinkというNVP契約をして日本国内のストリーミングを見られるようにしている。どうもこれまでは日本とベトナム間の回線が安定せず特に夕方の混雑時には1メガも出ないことが多い。これでは動画が止まってしまっていた。ところが昨日からはほとんど止まらない。
 私はスタートレックのようなSFも大好きで、米国のNetflixも契約しているのだが、こちらは日本の番組は少ないが、海外の作品はそこそこある。様々なところにサーバーが置いてあるのか、昨年もベトナムでも止まったことはなかった。やはりグローバルな展開力の差を感じる。
 私はインターネットの専門家でないし電気の知識はないが、インターネットが今の企業活動の基本となっていることは理解出来る。インターネットのケーブル敷設による強化は東アジアの連携強化の布石となるのではないだろうか。

 



追伸 E-Learning System

 前の投稿でE-learning Systemのことを書きましたが、投稿してまもなく、学生から貴方のページがパスワードで保護されており、読めないというメールを貰いました。
 辞書を引き引き調べるとどうも不要のパスワードを設定していたようです。早速、修正して学生にメールの返事をしてもう一度チェックするように依頼しました。なかなか難しいですね。うまくいけばホッと一息。

ダナン経済大学のE-Learning Systemと国際化

 12月の最終週に新しいセメスターの授業が始まりました。授業が始まると毎週の講義に使うパワーポイントをダナン経済大学のE-Learning Systemにアップロードします。
 実はこのシステム、なかなか使い心地がよくて感心しているのです。京都大学でもKLASSISとPANDAを使っていたのですが、どうもそれよりも使い心地は上のような気がします。しかも導入は2008年頃と聞いています。かなり早い時期にこれだけのシステムを入れていたのは驚きです。
 一つだけ問題は表記がまだほとんどベトナム語であることです。このためにベトナム語が読めない小生としてはかなり苦労しています。グローバル30のときに、KLASSISを英語表記を実現したいと頑張ったことを思い出しました。
 まあ今のところは国際部のランさんに一緒に読んで貰ったり、TAの先生方に一緒に読んで貰っていますが、やはりこういう一歩が国際化には大事だということを感じています。

ダナン経済大学のE-Learning Web Site

2017年1月7日土曜日

ベトナムのインターネットバンキング

 金曜日にビエットコムバンクに行ってキャッシュカードの発行を依頼してきた。そしてインターネットバンキングの申し込みもした。これで色々な振り込みが出来るとのこと。これはありがたい。これまで支払いが不便で困っていた。これまでは大きなアパートのフロントで現金で様々なものを払ってきたのだが、特に一軒家に越してしまうと電気代や水道、インターネットなど色々なものを自分でそれぞれに払う必要が出てくる。一回ごとに銀行の窓口に行くのは大変である。
Vietcom Bankのホームページ
 ベトナムに到着したときに、ランさんと一緒にビェットコム銀行に行き、米ドルとベトナムドンの口座を開いておいた。ベトナムドンの口座には、少ない額であるが給与が振り込まれている。多少の金額とはいえ、電気代と水道やインターネットを払うには十分な金額だ。
キャッシュカードを持てるとこれも便利になりそうだ。一つは、日本からもドル勘定にもドン勘定にも送金ができることだ。ドン勘定に入れておけば簡単に現金で引き出せる。今までは一回ごとにWestern Union経由での送金になっていた。これからは京都銀行からも自分の口座に送金してATMで引き出しが出来る。
 自動引き落としもできるとのことで期待したのだが、とりあえずは電気代だけのようだ。説明を見ると、携帯の引き落としも出来そうだが、もう少し調べてからだ。水道代を自動引き落としにしたかったのだが、これは出来ないと言われた。ただしインターネットバンキングで振り込みは出来ると言われた。
 インターネットバンキングのIDをその場でもらい、パスワードはすぐにメールで送るから24時間以内に変更をするように言われた。家に帰ってしばらくすると、メールが来て早速パスワードを変更する。有り難いのは英語バージョンもあるので、これで一回ごとにランさんの世話にならないで済む。インターネットのトップページには定期預金の金利が7.3%という宣伝が出ている。日本の高度成長期の金利を久しぶりに思い出した。
 日本ではほとんどの取引はインターネットで済ましていたが、ベトナムでは初めてだ。
水道の払い方はまだ分からない。水道の請求書には銀行口座が書いてない、ランさんが裏側に銀行口座らしいものを書いている。来週、ランさんに一緒にやってもらおう。
銀行口座が十分に使えるようになると初めて人間らしい生活ができるという気持ちになるのは不思議だが、当たり前からもしれない。

Marble Mountain 五行山

五行山の眺め

Michie and I visited the Marble Mountain (Ngũ Hành Sơn) in Danang for the first time. There are many caves and temples, and shops of marble sculptures. The Marble Mountains are worth visiting.



フェンホン洞窟のなかの観音像、とても美しい

ダナンのマーブルマウンテン(ベトナム名はグー・ハン・ソン)に遊びに行ってきました。大理石から出来た5つの山があり多くの洞窟とお寺があります。多くの大理石でできた石像が売られています。一度は訪れる価値のある場所です。
 ダナンの街からはタクシーで行くのが簡単です。私の家からは片道15分ほどで、現地で2時間ほど待って貰っても往復で34万ドン(日本円で1700円)ですから、待って貰うのが良いです。

 よく整備されています。エレベーターの片道料金込みで入場料は二人で125千ドンでしたが、帰りのエレベーターに乗ると追加で15千ドンを払わないといけません。エレベーターに乗ると楽ですからお勧めします。





一番大きなフエン・ホン洞窟の中、天井にある米軍の爆撃でできた大きな穴から日の光が差します。

 参道には美しい大理石の像が置かれていたり、とても楽しいです。ただ足下が滑りやすいので、ぜひ歩きやすい靴で行かれることをお勧めします。




 大理石造りの仏陀像、白い大理石でできた美しい像で見とれます。
五行山には多くの寺院があります。美しいお寺が沢山あります。お寺の堂内に入るときには靴を脱がねばいけません。 お線香はお布施をしてから。お布施は気持です。

五行山の道沿いには多くの大理石像が展示されています。お店に入って冷やかす分にはタダです。ただ石像は重いので、お土産にはなかなか難しい。帰るまでには小さな物を一つ買おうかとも思いますが。

2017年1月3日火曜日

ベトナムのワイン とてもおいしい


Michie and I will start the lectures from today. During the new year holidays, I tried a Vietnamese wine. It tasted so well! The name is Chateau Dalat. A bottle costs around VND 220,000 at Vinamarkt store. I will bring them back as a souvenir to Japan.
今日から、みち江と私は授業開始です。正月休みにベトナムワインを試しました。とても上等。一本1100円ぐらいです。日本へのお土産に買って帰ろう。