ホーチミンのHong Bang International University(以下、ホンバン大学)を訪問した。ホンバン大学はホーチミン市に本拠をNguyen Hoang Group(以下、NHG)の一部門である。NHGは、幼稚園、インターナショナルスクール(小学校から高校まで)、海外留学、リゾートの運営までやっている総合的な教育グループである。ズン君の親友であるナム君の紹介で、このグループの総帥であるHoang Nguyen Viet氏に紹介された。通常なら10分ぐらいで挨拶を終えて、後は関係の人たちと話をする事になるのだろうが、今回は大いに異なり、Viet氏、CEOのThao氏をはじめ10人ぐらいの人でViet氏のビジョンを聞くことになった。その上で、彼は僕に色々な質問をされる。
Viet氏の話はすばらしい話だった。彼は大学人ではない、むしろ企業家として教育産業を切り開いてきた人だと言うことがわかる。だから彼の話には常に経済計算が入っている。これはきわめて面白い。
彼のモットーはTrust and Romanceとのこと。これは象徴するような施設がEducation Cityのアイディアであり、にも作られている。
Education Cityとは、幼稚園から大学まで一貫教育のための施設であり、大きな植物園などもキャンパス内にあり、子供たちはここに通いながら伸び伸びと育つことができる。ベトナム語での教育、英語とベトナム語の教育、そして英語での教育を受けることができ、それぞれのコースにより授業料が異なる。カンガイ省やフエなど5カ所にEducation Cityを作る計画であり、フエのプロジェクトは今年3月に起工式を行い、1年でスタートするという。大変な勢いである。
Viet氏の質問は非常に多岐にわたったが、一番コアの質問は成功の確率をどう思うかということだった。僕は80%だと答えた。今のベトナムの高成長期を考えればこの人の情熱があれば必ず成功するだろうが、世界には予期せず出来事が起こる。その確率を考えておき、そのときのための手段だけは講じておかねばならない。それが僕の意見である。
翌日は大学を訪問した。ホーチミンの都心から北に10分ぐらいのところにある。Ship of Knowledgeというロゴが21階立てのビルの入り口に書かれている。ビルは船のイメージである。
最上階には学長室と応接室があり、ここで迎えられる。そのあと、様々な階を巡り、約1時間見て回った。出来てから4ヶ月ということで新しい建物である。(実際にはもう少したっているように見えたが、これはベトナム的な現象かも知れぬ。)
日本では広島大学との関係が深いようで、今月も広島大学を訪問された由。歯科医療の分野で協力しているとのこと。看護や介護の分野ではベトナムでも有数の大学とのことだった。
学内を巡ると地域研究・各国語の学科の教室には壁にそれぞれの国を象徴する絵が描かれている。日本の絵もあったが、どうも日本をあまり知らないデザイナーの作品のようでやや中国ではないかと感じられた。 建築や服飾デザインの学科があるのも面白い。韓国の建国大学(Konkuk University)とのコラボで、ゴルフの指導者のコースをスタートするとのこと。
国立大学とはまったく異なり、新しい動きについて行くところはさすがである。
地下にはミニストップ(日本ブランド)のコンビニがあり、なんと恵方巻きが26,000ドン(130円)で売られている。驚いた。
ベトナムの教育界の動きを知る上では貴重な体験だった。先方からもぜひ今後の来訪を言われており、私自身も訪れたいと思っている。
Viet氏の話はすばらしい話だった。彼は大学人ではない、むしろ企業家として教育産業を切り開いてきた人だと言うことがわかる。だから彼の話には常に経済計算が入っている。これはきわめて面白い。
彼のモットーはTrust and Romanceとのこと。これは象徴するような施設がEducation Cityのアイディアであり、にも作られている。
Education Cityとは、幼稚園から大学まで一貫教育のための施設であり、大きな植物園などもキャンパス内にあり、子供たちはここに通いながら伸び伸びと育つことができる。ベトナム語での教育、英語とベトナム語の教育、そして英語での教育を受けることができ、それぞれのコースにより授業料が異なる。カンガイ省やフエなど5カ所にEducation Cityを作る計画であり、フエのプロジェクトは今年3月に起工式を行い、1年でスタートするという。大変な勢いである。
Viet氏の質問は非常に多岐にわたったが、一番コアの質問は成功の確率をどう思うかということだった。僕は80%だと答えた。今のベトナムの高成長期を考えればこの人の情熱があれば必ず成功するだろうが、世界には予期せず出来事が起こる。その確率を考えておき、そのときのための手段だけは講じておかねばならない。それが僕の意見である。
翌日は大学を訪問した。ホーチミンの都心から北に10分ぐらいのところにある。Ship of Knowledgeというロゴが21階立てのビルの入り口に書かれている。ビルは船のイメージである。
最上階には学長室と応接室があり、ここで迎えられる。そのあと、様々な階を巡り、約1時間見て回った。出来てから4ヶ月ということで新しい建物である。(実際にはもう少したっているように見えたが、これはベトナム的な現象かも知れぬ。)
日本では広島大学との関係が深いようで、今月も広島大学を訪問された由。歯科医療の分野で協力しているとのこと。看護や介護の分野ではベトナムでも有数の大学とのことだった。
学内を巡ると地域研究・各国語の学科の教室には壁にそれぞれの国を象徴する絵が描かれている。日本の絵もあったが、どうも日本をあまり知らないデザイナーの作品のようでやや中国ではないかと感じられた。 建築や服飾デザインの学科があるのも面白い。韓国の建国大学(Konkuk University)とのコラボで、ゴルフの指導者のコースをスタートするとのこと。
国立大学とはまったく異なり、新しい動きについて行くところはさすがである。
地下にはミニストップ(日本ブランド)のコンビニがあり、なんと恵方巻きが26,000ドン(130円)で売られている。驚いた。
ベトナムの教育界の動きを知る上では貴重な体験だった。先方からもぜひ今後の来訪を言われており、私自身も訪れたいと思っている。
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