今日は大変にくたびれた一日だった。悪い日ではなかったのだが。
朝の出だしは順調だった。8時に大学からの迎えの車のなかで運転手のフンさんが片言で「ドラえもん」とお礼を言ってくれる。昨日渡した日本からのお土産のどらやきのことだ。家内の選んだお土産がお子さんたちに喜ばれたのだなと良いスタートだった。
そのあとが色々とあった。まず研究室のLANの修理が9時頃に始まった。研究室のLANが時々壊れるのだ。修理がなかなか終わらない。最初は一人、そして二人、最後は三人で修理に当たってくれる。
その間に昨日の午後から読んでいた金融学部のマン先生の論文を読了することが出来た。49ページの英語の論文である。大変に面白い。4カ所ほどコメントがあるので彼と話をしたくなった。
残りの時間でコンピュータ言語のPythonのPandasのE-learningの勉強をする。11時過ぎに金融学部のカーン先生が学生の答案31通を届けてくれる。これを受け取って、来週の半ばまでに採点したものを提出しますと話す。
ところが朝からやっているLANの修理が長引いている。いつも食堂に行く時間の11時半を過ぎてしまい12時になってしまった。妙にお腹が減ってきて気分が悪くなってきた。朝飯もちゃんと食べているのに変だなと思いながら我慢する。
正午になって終わりそうもないので、もう食事にいこうかと思ったが、あと5分ということでもう一度我慢しフラフラしながら待っていたら、無事LANが通じてホッとした。
フラフラと空きっ腹を抱えて、もう誰もいないかと思って学食に行くと、会計学部長のアン先生が同僚と飯を食っており、ジョインさせてもらうが、お二人でベトナム語で話をしている。一言も分からないがどうも人事のことだなと勝手に推測する。小生も歳のせいだろうか。分かっても分からなくてもいっこうに気にならない。疎外感も特にない。
小生が食い終わると3人でコーヒーを飲もうという。ここで「僕が払うよ」と話す。ベトナムの同僚とコーヒーを飲むとすぐに先に僕の分まで払われてしまう。だから今日は僕の番だとやらないといつも一方的におごってもらうことになる。これは嫌だ。この気勢を征することが大事だ。
コーヒーを囲むと話しも英語になる。さっきは何を話していたと聞くとやはり人事のことだ。ダナン大学のなかに新しい大学(日本で言えば研究科に当たる)を作ることになった。新しい大学は情報学を専門として、韓国政府のオファーを受けてベトナム政府が決定したとのこと。2ヶ月前に政府決定が下り来年春に設立する。ダナン工科大学・ダナン教育大学が中心となり人を出すことになったが、ダナン経済大学からも人を一人出す、それが食事のときの話題だったという。どうして人事のことは話の雰囲気で分かるのだろう。
韓国の支援はかなり本気のようで、大きな建物も既にあるという。日本の企業はASEANではタイを中心に展開している企業が多いが、韓国はベトナムに資源を集中しているように見受けられる。サムスンは今やベトナムの最大の直接投資企業となっているようだ。今回の大学構想には多くの企業の支援もあるという。
昼飯を終えて研究室に戻る前に、ちょうど途中の国際部の部屋に立ち寄ってみた。午前中に読んだマン先生が国際部の副部長をしており、彼の論文に4カ所ほどコメントがあったので、もし部屋にいればと思い、訪ねた。彼はよく働く男で、案の定、昼休みのガランとした部屋でも彼は仕事をしている。彼に小生のコメントについて話すと何年もかけたプロジェクトで多くの補助金も掛かっていると嬉しそうに説明をしてくれる。確かに面白い内容である。ぜひ他の論文もあるので送ると言ってくれた。
研究室に戻るとマン先生からはもう次の論文がメールで届いている。ところが昼飯を一緒に食べた会計学のアン先生からも論文が届いている。これは3編もある。会計学の論文は不慣れな内容でもあるので、結構大変そうだ。かといって放っておきたくはない。できるだけ読み込んで感想を伝えようと思う。
研究室で次の仕事をしようとしたのだが、どうにも体が動かない。急に眠気を覚えたが、かといって眠ることもできない。気分が悪くなってきて、そうこうしているうちに開発経済学の成績の入力のことが気になってきた。先週末に成績を付けたのだが、これをどうしてよいのか分からない。
TAをやってくれているH先生にはメールを打ったが、二日ほど返事がない。国際部の職員さんにH先生への連絡を依頼しておく。
4時すぎに大学の車で我が家に送ってもらい、今日一日のことを振り返る。成績入力で小生の出来ることは全部やったし、こうやって振り返ると充実した一日だったと思うのだが、心のなかに何か不安がある。どこから来るのだろう?
(追伸:H先生から夕刻メールが来た。心配しないようにとあった。ああ、これで安心して眠れる!)
朝の出だしは順調だった。8時に大学からの迎えの車のなかで運転手のフンさんが片言で「ドラえもん」とお礼を言ってくれる。昨日渡した日本からのお土産のどらやきのことだ。家内の選んだお土産がお子さんたちに喜ばれたのだなと良いスタートだった。
そのあとが色々とあった。まず研究室のLANの修理が9時頃に始まった。研究室のLANが時々壊れるのだ。修理がなかなか終わらない。最初は一人、そして二人、最後は三人で修理に当たってくれる。
その間に昨日の午後から読んでいた金融学部のマン先生の論文を読了することが出来た。49ページの英語の論文である。大変に面白い。4カ所ほどコメントがあるので彼と話をしたくなった。
残りの時間でコンピュータ言語のPythonのPandasのE-learningの勉強をする。11時過ぎに金融学部のカーン先生が学生の答案31通を届けてくれる。これを受け取って、来週の半ばまでに採点したものを提出しますと話す。
ところが朝からやっているLANの修理が長引いている。いつも食堂に行く時間の11時半を過ぎてしまい12時になってしまった。妙にお腹が減ってきて気分が悪くなってきた。朝飯もちゃんと食べているのに変だなと思いながら我慢する。
正午になって終わりそうもないので、もう食事にいこうかと思ったが、あと5分ということでもう一度我慢しフラフラしながら待っていたら、無事LANが通じてホッとした。
フラフラと空きっ腹を抱えて、もう誰もいないかと思って学食に行くと、会計学部長のアン先生が同僚と飯を食っており、ジョインさせてもらうが、お二人でベトナム語で話をしている。一言も分からないがどうも人事のことだなと勝手に推測する。小生も歳のせいだろうか。分かっても分からなくてもいっこうに気にならない。疎外感も特にない。
小生が食い終わると3人でコーヒーを飲もうという。ここで「僕が払うよ」と話す。ベトナムの同僚とコーヒーを飲むとすぐに先に僕の分まで払われてしまう。だから今日は僕の番だとやらないといつも一方的におごってもらうことになる。これは嫌だ。この気勢を征することが大事だ。
コーヒーを囲むと話しも英語になる。さっきは何を話していたと聞くとやはり人事のことだ。ダナン大学のなかに新しい大学(日本で言えば研究科に当たる)を作ることになった。新しい大学は情報学を専門として、韓国政府のオファーを受けてベトナム政府が決定したとのこと。2ヶ月前に政府決定が下り来年春に設立する。ダナン工科大学・ダナン教育大学が中心となり人を出すことになったが、ダナン経済大学からも人を一人出す、それが食事のときの話題だったという。どうして人事のことは話の雰囲気で分かるのだろう。
韓国の支援はかなり本気のようで、大きな建物も既にあるという。日本の企業はASEANではタイを中心に展開している企業が多いが、韓国はベトナムに資源を集中しているように見受けられる。サムスンは今やベトナムの最大の直接投資企業となっているようだ。今回の大学構想には多くの企業の支援もあるという。
昼飯を終えて研究室に戻る前に、ちょうど途中の国際部の部屋に立ち寄ってみた。午前中に読んだマン先生が国際部の副部長をしており、彼の論文に4カ所ほどコメントがあったので、もし部屋にいればと思い、訪ねた。彼はよく働く男で、案の定、昼休みのガランとした部屋でも彼は仕事をしている。彼に小生のコメントについて話すと何年もかけたプロジェクトで多くの補助金も掛かっていると嬉しそうに説明をしてくれる。確かに面白い内容である。ぜひ他の論文もあるので送ると言ってくれた。
研究室に戻るとマン先生からはもう次の論文がメールで届いている。ところが昼飯を一緒に食べた会計学のアン先生からも論文が届いている。これは3編もある。会計学の論文は不慣れな内容でもあるので、結構大変そうだ。かといって放っておきたくはない。できるだけ読み込んで感想を伝えようと思う。
研究室で次の仕事をしようとしたのだが、どうにも体が動かない。急に眠気を覚えたが、かといって眠ることもできない。気分が悪くなってきて、そうこうしているうちに開発経済学の成績の入力のことが気になってきた。先週末に成績を付けたのだが、これをどうしてよいのか分からない。
TAをやってくれているH先生にはメールを打ったが、二日ほど返事がない。国際部の職員さんにH先生への連絡を依頼しておく。
4時すぎに大学の車で我が家に送ってもらい、今日一日のことを振り返る。成績入力で小生の出来ることは全部やったし、こうやって振り返ると充実した一日だったと思うのだが、心のなかに何か不安がある。どこから来るのだろう?
(追伸:H先生から夕刻メールが来た。心配しないようにとあった。ああ、これで安心して眠れる!)
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