2018年5月20日日曜日

久し振りの京都

 5月11日から一週間ほど京都に戻った。ちょっと日記帳からその記録を書いておこう。

5月11日
 日本時間の19時17分である。驚いたことにジェットスターが定刻に出発した。この調子だと21時前に関空に着きそうだ。あと1時間20分ぐらいである。ジェットスターができたおかげで日本との往復がベトナムエアーに比べてずいぶんと安くなった。
 昨年の10月ぐらいから12月、2月、5月と三回目の往復でさらに6月にも帰らねばならぬ用事もある。合計では馬鹿にならない節約になっている。
 飛行機のなかではずっとメルケルについての「メルケルと右傾化するドイツ」を読んでいた。ドイツで10年間を過ごしたが、僕の知識も1993年頃から空白になっており、面白い。非常に大きな変化が起こっている。ただドイツの理想主義的な傾向は依然として続いており、この点は京都のある大学で教える9月からの英米についての講義でも話ができるかもしれない。

2018/05/14 07:31 月曜日
 日本に金曜日の夜遅くに帰って、今日で三日目になる。土曜日と日曜日はのんびりとして家で絵を描いていた。まあ多少は外を歩いたが。今朝は久し振りに宝ヶ池を朝の五時から散歩した。改めて宝ヶ池の美しさに驚いた。
宝ヶ池の木漏れ日
今日はまず銀行に行って預けてある重要書類の中から健康保険証を取って来なければいけない。古い保険証を保険組合に送らないといけない。期限を過ぎているが、日本にいなかったのでしょうがない。病院に電話をして人間ドックの予約を取ること。夕方は七時から飲み会があるので、その積もりで。

2018/05/18 10:43 金曜日
 京都生活も今日が最後で明日の朝はまたベトナムに旅立つ。この間、国際交流課、国際教育課、三嶋会や農学の縄田先生とお目にかかったり、忙しく動いた。合間に宝ヶ池での2度の写生もできた。宝ヶ池での写生は以前にしていたが、ベトナムで水彩の描き方がだいぶ変わったので、色調も大きく変わった。以前の色調は薄すぎて水彩とも言いにくいものだったように思われる。
宝ヶ池からの比叡山
今日は白石君など国際教育課の連中と昼食会を持つ。その前に明日の出発の最終準備をした。後はもう一度手荷物の確認をすればよい。
 昨日、京都大学の古本市でセザンヌの本を二冊買った。いずれも面白そうな本で、今日はその一冊を読んでいる。父の好きだった画家であるが、父の引用していた一節が早速出てきた。今、読んでいるのは蒸気機関車と印象派の話で始まる。これはなかなか興味のあるテーマである。

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