2018年5月25日金曜日

苦難の一日 5つのつまずき

2018年5月25日
 今日は大変な日だった。盆と正月が期せずしてきたようだ。
 予想外のつまずきが一日に5つもあった。これは記録だ。
まず6月の半ばに予定の関空行きのJETSTARの支払いができないところから始まった。17万円相当の支払なのにこれまでは問題なかったカードが突然払えなくなった。日本のカード会社にも訪ねるとJETSTARからの支払請求がないので分からないという。どうもJETSTARのプログラムにバグがあるようだ。同じ日にベトナム航空の決済はできるのにJETSTARは支払えない。JETSTARのチャットでのヘルプも頼むが結局解決せず。
 気持ち悪いので今日中に解決しようと午後2時の暑いところをJETSTARのオフィスを探して行ったが、どうも住所表示の変更があったようで、タクシーを降りたところから数百メートル歩く。これが第二のつまずきだった。
 三番目のつまずきは、JETSTARのオフィスでもクレジットカードが払えなかったこと。若い女性職員とベテラン女性職員が一生懸命やってくれる。30分以上頑張ってくれたが、結局払えず、現金を持ってきてくれと言う。
 四番目のつまずきは銀行だった。JETSTARでのトラブルは半分は覚悟していたので、数百メートル離れたベトコム銀行まで暑いところを歩いていき、支払の手続きをすると何とパスポート番号が違うという。確かに去年、パスポートの更新をしたが、その届け出まではしていなかった。幸い古いパスポートはダナンの我が家に置いてある。タクシーを見つけて我が家と往復する。たった17万円を下ろすのに何でこんなに苦労するのだろうと車のなかでクヨクヨする。ようやく現金をおろせた。幸い対応をしてくれた係りの女性は実に気持ちのよい女性で腹は立たない。
 また銀行から数百メートルを歩き、JETSTARのオフィスに戻る。既に4時半を回っている。西日の太陽が焼けるように暑い。うれしく34百万ドンを支払う。50万ドン札で70枚だからかなりの厚さである。ようやく払って予約確認書をもらったが、既に5時だった。家内と近くのカフェに入る。ここでパッションフルーツ入りのヤクルトを飲む。これが存外うまい。
 再び元気を出してタクシーで我が家に。タクシーのなかで「何でも起こるな。かえって元気が出る。」などとうそぶいていた。
 世の中そんなに甘いものではない。
 第五のつまずきの決定打はその後に来た。我が家に帰って、家内が料理のために蛇口をひねると水が出ない。家主に電話して技師を送ってもらう。技師が早速飛んで来てチェックしてもらうと、水道会社が水を停めたようだという。
 そう言えば、今朝、よく分からない書類があり、庭師に払ってくれるよう頼んだ。どうもこれが督促状だったようだ。4ヶ月間、水道代を払っていなかったようだ。それではとめられるな。なんと30万ドン(15百円)である。家主は庭師と連絡を取ってくれて、明日の朝解決するという。
 シャワーも浴びられず、「何という一日」と思いながら寝入った。

(後日談)
 翌日の朝に庭師さんが来てくれて支払は済んだので昼までには開通するというので心待ちに待っていたが水道局は来ない。昼に出かけて午後4時に帰ったがまだ通じない。そのうちに庭師佐賀来てくれて「水が出たろう。」と言うので、いや出ていない、というと彼も驚いて、家の外側の水は出ているのに家の中の水が出ない。彼が水道技師を呼んでくれた。水道技師がやって来て、結局2階のポンプをいじって水が出始めたのは5時半過ぎ。ああ、とても嬉しかった!

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