2018年5月20日日曜日

ベトナムの不思議 機械の修理

5月20日の日記から 
 ベトナムは不思議な国である。昨日、日本からダナンの我が家に帰ってみると2階のクーラーが故障している。3台のうち2台が調子が悪い。実は以前から故障していたが、放っておいたものだ。しかし2台も故障すると暑くていられない。日中の気温は35度、朝でも30度である。湿度は80%。京都は朝の気温が22度ぐらいだったから暑さが全然違う。
 しょうがないので、今朝9時頃に家主さんにメールとSNSのメッセージを入れておいた。「暑くてしょうがないので直して下さい。」と書いておいたわけだ。
 家内といつ直るかな、と話をしていた。まあ今週中に直ればと思っていたわけだ。
 ところが午後3時頃に家主から電話が入り、今、修理人が家の前にいるので、扉をあけてやってくれという。玄関のドアを開けると確かに以前、我が家に修理に来てくれた電気屋さんが立っている。何とも嬉しかった。
 彼は英語はまったく出来ないので、例によって身振り手振りである。彼は2階に上がるなり、自信を持って屋外の屋根の上に付けた室外機に向かう。三菱電機の機械である。まだこちらは半信半疑である。外に出て数分。スイッチを入れろと言う。(もちろん手真似)
 スイッチを入れると「あら不思議、冷たい風が出てくる。」さすが三菱と変に感心する。
 もう一台の方も同じである。自信を持って屋根の外に出て行く。数分経ち、スイッチを入れろと言う。入れて暫く、こちらも冷たい風が出てきた。
 もう涙が出るほど嬉しい。
(注:この気持はベトナムに住んだ人しか分からないでしょう。)

0 件のコメント:

コメントを投稿