2017年2月15日水曜日

ベトナムの旧正月の過ごし方 その1

 ベトナムの旧正月も終わって先週の末ぐらいから漸く社会が回り始めたような気がする。来年のこともある、自分の日記から今年の様子を書いておこう。

 ベトナムの旧正月を初めて今年は過ごした。1月の後半には忘年会が開かれる。我々も大学で忘年会があったが、1月に忘年会というのも変な気持ちがする。
 12月の終わり頃からはどこのショッピングセンターも買い物客で賑わう。旧正月はベトナム人にとってもっとも大事な行事だというのがよく分かる。この買い物はしっかりやっておかないといけない。というのは旧正月になると店が閉まってしまうからだ。
 今年は1月28日が元旦で2月1日までが休日だが、実際には2月6日(月)の週も前半はほとんどの店が閉まっていた。
 正月前には日本の門松の代わりに黄色の菊の大きな鉢を置く家も多く、さらに豪華に実がたわわになった橘と黄色い梅のようなホアマイ(Hoa Mai)の木がたくさん置かれている。これはダナンなのでホアマイだが、ハノイではホアマイの代わりに桃を置くと学生たちから聞いた。
 最初に書いたが、ベトナムではお店が見事に閉まってしまう。たとえばヴィンコム・ショッピングセンターは28日から1日まで閉まっている。2日に行ってみたが、商品が揃っていなかった。ベトナム全体が寝ているようで結局数日は商品が足りない。特に生鮮食料品は補充が遅くなるので、1月27日までに買っておかないといけない。
 ベトナムでは正月に向けて家庭の主婦は忙しくなるようだ。正月料理の一つにベトナム風のちまきがある。バインテット(丸い)、バインチュン(四角)はもち米と豆、豚肉で蒸して作る。これも大変においしい。最初の3日間は室温において、その後は冷蔵庫に入れて保存すると正月から10日ほどはとっておける。そして食べるときは焼いて食べたりもする。
 

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