2017年2月26日日曜日

ベトナムでの健康法

「ベトナムでの健康法」
 大いに環境の変わるベトナムでの生活はかなり厳しいものがあるのは事実である。いわんや66歳ともなれば無理はできないし、寿命は縮めたくはない。幸いベトナムに来てから6ヶ月、病気らしい病気もなく過ごすことが出来た。自分なりに考えている健康法を書いておこう。
1)よく寝る
静かな環境を整える
健康の秘訣の第一はよく寝ることだろう。静かな部屋を確保することが大事だ。ベトナムは日本と比べて騒音に対する考え方が甘いので、なかなか難しい。
 夏は暑いのでクーラーを入れるが風邪をひかないことだ。逆に冬になると体が暑いのに慣れており23度でも寒く感じる。厚手のパジャマや毛布を持っていないと眠れない。
 大事なことは悩まないことだ。まあ夜に悩んでもなにも進展はしない。翌朝がんばればいいことだと思って寝ることだ。
 蚊に刺されないのも大事なことで、蚊取り線香などをたけるようにしておこう。
2)昼寝
 夜の睡眠だけではなく、昼寝をすることが必要だと思う。僕は夜は6時間半ぐらい寝て朝5時頃に目が覚める。やはりこの時間では睡眠は足りないようだ。そこで昼に眠くなったときは寝てしまう。休日は1時間から1時間半ほど眠る。ベトナム人もよく昼寝をしているようだ。「郷に入っては郷に従え。」だ。
3)水
 飲む水は煮沸した水か、ミネラルウオーターだけである。今のベトナムの水道水の管理ははかなりよくなっているようで、歯磨きなどで口に含むことは問題ない。
 ちなみにベトナムの店ではビールを飲むときでも氷を出してくれる。来越当初は警戒して断っていたが、今ではあまり気にせず、平気で氷を入れて飲んでいる。昔と比べてこの点の衛生度も上がっているように思う。
4)食事
バランスの良い食事を
家内が細心の注意を払ってくれているので、これもあまり心配はない。買い物は近代的なスーパーでも、伝統的な市場でも買い物をしている。新鮮なものを調理してくれている。男の一人暮らしは要注意だ。どうしても外食が増えるし、酒の量も増える。
 大学での昼食など、外での食事は現地の人と同じものを食べている。ベトナムでは生の野菜がたくさん出てくる。これも昔はおっかなびっくり食べていたのだが、今は平気で食べている。まあ信頼のできそうな店を探してそこで食べているのが秘訣だろう。
5)運動
 日本にいたときは一週間に5回、約5キロを走っていた。月に100キロになるが、ダナンは暑くて湿度も高いので、毎日では平均3キロから4キロが限度である。そこで月間の目標を80キロとしている。朝の涼しい時間に4キロぐらい走るが、最近、追加で午後に1キロを走ることも始めた。疲れがでてよく眠れる。
6)マッサージ
ラジオ体操(かんぽ生命)
ここへ来ても毎日朝、公園でラジオ体操をしている。僕は体が堅い。日本にいたときも疲れが溜まって体が曲がると酷いときには手がしびれたりもした。自力でダメなら他力にすがるほかはない。日本では週に一度、近くの整骨院に通っていた。
 今月、特別講義を二週間連続でやったところ、体中が緊張してしまい眠れなくなってしまった。そこでSPAでのマッサージに行ったが、マッサージ中に眠り込んでしまうほど気持ちよかった。家内からもこれからも行くように言われている。1間半で2千円ほどである。健康のためには安い投資である。ちなみに1時間から1時間半で2000円ぐらいと思っておけばよいだろう。僕の行った店は必要なかったが、チップを要求されると10万ドン(5百円)ぐらいでよいだろう。
7)予防注射
 短期滞在なら必要ないだろうが2年間の滞在となると予防注射をしておきたい。ベトナムに来る前に6種類の予防注射をしてきた。4回、病院にいかねばならないので大変だがやっておくにしくはない。遅くとも半年前には準備をはじめておくこと。なお金がかかるのはやむを得ない。
8)旅行保険
 年に10ヶ月は海外にいることになるので、海外旅行保険は十分にかけている。かなりの出費となるがやむをえない。
9)人間ドック
 出発前に人間ドックを受けている。二人とも大きな問題はなかった。1年後、もう一度受けることにしている。もし非常に悪いことが出れば、すっぱり日本に帰るつもりである。
10)歯医者
 歯医者も検診を受けたが、6ヶ月目に奥歯が大きく裂けてしまった。歳をとるとどうにもならないことだ。ベトナムでの治療も考えたが、旅行保険の保険範囲を超えているので、日本に帰り、治療をすることにした。
 

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