2017年5月19日金曜日

ダラット旅行 その1

 5月の初旬にダラットに3泊4日の旅に出ました。そのときの記録です。

第一日
 ダナンを経ってプロペラのジェットでダラットに到着する。飛行機の窓から沢山のビニールハウスが見えている。
ダラットは花や野菜の栽培で有名である。ダラットの飛行場はモダンである。ここからタクシーで20万ドン、約30分の道のり。途中は高速の後、山の中の道を結構なスピードで走る。シートベルトを付けようと思ったが、このタクシーにはシートベルトが付いていない。途上国ではよくあることだ。この山道は美しい松林が延々と続く。ダナンでは見ない美しい林である。
ダラットパレスホテル
 ダラットのホテルは、ダラットで唯一の五つ星ホテルのダラットパレスホテルという。まさに名前にふさわしい立派なホテルだった。ただし宿泊料金はそれほど高くない。
テラスからの眺め
 もし泊まられるなら、テラス付きの部屋をお薦めする。写真は我々の泊まった部屋のテラスから眺めたダラットの中心であるスアン・フオン湖である。ホテルはこの湖を見下ろす高台にあり、湖まで美しい緑のスロープの庭園が広がる。ダラットパレスホテル1922年に建てられた。フランス植民地時代の象徴的な建物のように思える。建設当初には両側にそれぞれ洋館が建っていたようだが、今はない。9ホールのゴルフ場も作られた。このゴルフ場は湖を挟んで反対側に今もあり、現在は18ホールに改装されているという。
大きなアジサイの花
ホテルに着いて一息着くと早速二人で街の探検に出る。ホテルから湖への階段の両側には巨大なアジサイの花が咲き誇っている。日本のあじさいの花の4倍ぐらいの大きさはありそうだ。 
ダラットの北側を見る
 スアン・フォン湖は広々とした周囲5キロぐらいの人口湖である。湖の道路沿いに3百メートルも歩くとダラットの街の中心に出る。ダラットの街は高低差がかなりある街で、中心の広場はちょうど谷の真ん中にあり、広場の両側には花売場や飲食店が広がり、谷の一番奥に当たる場所にCho Da Lat(ダラット市場)がある。
ダラット市場前の広場
乾燥した菊の花
 ダラット市場は手前の建物がフランス人の作った市場であり、その後ろにベトナム人の作った新市場の建物がある。市場はいかにもベトナムの市場であるが、置いてある物はダナンとは多少違う。まず気づいたのはアーティチョークとイチゴである。そして干し柿。どれもこのダラットの特産品である。
ダラット市場の肉売り場
 新市場の一階の肉売場は整然としている。ダナンの市場よりも数段にきれいである。新市場の2階以上は洋服や乾物を売っている。市場を覗くのは面白い。
 広場の入り口にロッテリアがあった。明日からはおそらく沢山のベトナム料理を食べることになるし、ということでお昼はハンバーガーを食べる。そのあと街のなかを歩き回り、カフェなどにも入る。この街にはいったいいくつカフェがあるのだろう。
モダンなカフェ
 明日と明後日はダラットのツアーを頼んである。あまり遅くないうちに休みたい。夕飯はお目当ての店が見つからず、ホテルの裏にあるポストカフェで食べた。これもとてもきれいな洒落た店である。このカフェはダラットパレスホテルの経営のようで、この建物も1920年代の建物らしい。夕飯は、ダラットのワインを飲み、茹でた大きなアーティチョークを食べる。うまい。ホテルに帰り夜景を楽しむ。それはお休みなさい。
テラスからの夜景
 

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