2017年5月1日月曜日

ミーケビーチの地引き網


疲れが残っており、今朝のジョッギングは結構厳しかったが、ミーケビーチまでのんびりと走っていった。砂浜では地引き網をしている。毎朝、このビーチに来ると北側の1キロぐらいの間に3つほどの地引き網をやっている。今日は休日なので観光客も多く、地引き網の場所には多くの観光客が集まっている。地引き網は概ね10人ほどの人が引いており、引き初めてから上がるまでに30分以上はかかるだろう。実際に取れる魚はほとんど雑魚である。こんな雑魚を捕っていて商売になるのだろうかと心配だが、まあ人件費は安いのだろう。地引き網は朝だけではない。午後3時頃にもやっている。
 地引き網の先には細かな漁網でできた袋が付いており、ここに獲物が集まる。ところが一緒にホテイアオイやクラゲも引っかかって邪魔になる。そこで男一人が地引き網の先端でゴミを払いホテイアオイを取りながら岸に向かって引いていく。
 ホテイアオイは日本では冬に枯れるけれども、この国では冬でも枯れない。ホイアンなどに出かけるときに農村の池にはホテイアオイが広範に自生している。ハン川などでは雨が沢山降ると上流からホテイアオイが沢山流されてくる。それが地引き網にかかる訳だ。
 ミーケビーチの浜辺と海岸道路の間には大きなヒルガオのようなツル植物が沢山生えている。青い昼顔のような花を一年中咲いている。どうもグンバイヒルガオという植物のようだ。

浜辺にはカニが沢山住んでおり、直径2センチメートルの穴に隠れている。朝早く浜辺を歩くとこのカニが沢山走っている。穴の周りには、カニの歩いたあとが細かな線で残されている。カニは横を向いて歩くが、そのスピードはきわめて速い。追っかけるとあっという間に穴に走り込み隠れてしまう。
 

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