2017年5月7日日曜日

東アジア生産ネットワークと経済統合

 木村福成氏、大久保敏弘氏などによる慶應義塾大学東アジア研究所叢書の「東アジア生産ネットワークと経済統合」を読み始めている。昨年の5月に発行された本で、今年の初めに帰国した際に持ち帰ったのだが、ようやくゆっくりと読めるようになった。
 今日から4日間、ベトナムの避暑地であるダラットに旅行する。本は持って行かない積もりだったが、この本をもっと読みたくなり、持って行くことにした。
 今は第3章「東アジアの生産ネットワーク」を読んでいる。東アジアが国際金融危機や東北大震災の前後で輸出や輸入の落ち込みを詳細な統計を元に分析している。この章の図3-3が特に興味深い。中国と韓国のASEANとのネットワーク化が特に進展していることが書かれている。現地にいると実感がある。特に韓国企業のネットワーク化が大きく進んでいるように感じる。

慶應義塾出版会の同書紹介ページ
 

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