2016年9月2日金曜日

バーナーヒルズのテーマパーク

ようやく体が回復してきたので、先週訪問したバーナーヒルズのことを報告します。
バーナーヒルズ(Ba Na Hills)はダナンから西南の本格的な山のなかのテーマパークです。1457メートルの標高があり、世界のなかでも有数のケーブルカーが整備されています。3本のケーブルカー路線があり、これを使って上がり、移動し、降りてくるわけです。今回はダナン大学の先生に連れて行って貰いました。
さて今回の訪問で驚いたのはその規模の大きさと、かなり高い入場料にもかかわらず、多くのベトナム人の人が来ていることです。
このバーナーヒルズは、ダナンのSun Groupという会社が経営しています。Sun Groupは元々はダナンの建設会社とのことです。訪れた印象は日本の1970年代にそっくりだということです。人々の購買力が付いてきて、たとえば日本では1964年のオリンピック、1970年には万博が開催されました。ちょうどその頃のような雰囲気があります。日本はまだ人口が増加する時代でしたし、ベトナムも今はまだ人口の増加期です。毎年6%前後の経済成長で着実に購買力が増しています。多くの家族連れが休暇を楽しんでいました。
かつてのベトナムでは考えられなかったような大衆消費社会がもう少しで実現するような気がします。

理屈は別にしてとにかく写真を見てください。
バーナーヒルズの入り口
ダナンから約40分ぐらい、素晴らしい道路が整備されており、段々と山の中に入っていきます。すると突然、目の前に大きな不思議な建物が出てきます。
この建物に入る前に入場券を買うのですが、今回はご招待を受けました。おそらく一人60万ドン(3千円弱)ですが、これでほとんどすべての施設を利用できます。ベトナム人の人にとっては大きな支出と思いますが、たくさんの人が来ていました。この入り口から入ると、中は大変に近代的で、その奥にロープウェーの乗り場があります。

千尋の谷
ロープウェーイは大変に近代的です。どうもオーストリア製と聞いたような気がします。ロープウェーイの下には千尋の谷があり、かなり迫力があります。
ロープウェーイを降りるとフラーワーガーデンが、そしてお寺があり、大きな大仏を拝むこともできます。
   
この間もケーブルカーやロープウェーイで移動しますが、大体分かりやすくなっているので、迷うことはないでしょう。

このテーマパークの中心は大きな西洋の街です。バーナーヒルズはもともとフランス人が開いた避暑地だっということから、パリをモデルにしていると言うことですが、今のパリというよりは、中世のパリという感じです。広場ではたくさんの大道芸人がパフォーマンスをしています。どうもロシアか、東欧系の人かと思います。

ここには近代的なレストランがあり、本格的なランチビュフェが食べられます。


 
お祭り広場では入場券についていた無料ビールで乾杯。
   
最後はフリーフォールの絶叫マシーンがあったり、子供の巨大なジャングルジムがありました。



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