(三日目の記録)
今朝は4時に起きた。昨日の太陽を浴びすぎたせいか、どうも寝付けず、うとうととしていた。今日は一日ツアーを予約してあり、午前5時にホテルに迎えに来る。ホテルの部屋でお茶を飲み、トイレを済ませて待つ。5時に降りると車が迎えにきていた。今日はあと二人の客があり、合計4人での観光となる。次のホテルに向かい、オランダからの若いご夫妻と一緒になる。
最初に訪れたのは、水上マーケットである。メコンではかつて物流は川に頼っていたので、水上マーケットは非常に重要な市場だった。今日訪れたのは卸売りの市場である。大きな船が沢山停泊している。それぞれの船には竹の竿が立っており、その上に何を売っているのかを示す商品が結ばれている。パイナップル船ならパイナップル、タマネギならタマネギという訳だ。中には複数の野菜を結んでいるものもある。これはよろづ屋ということになる。
よく写真に写っている小売の市場はここにはない。ちょっと色彩には乏しいが、十分に面白い。
卸売市場のそばで食事をするという。そこには小舟が停泊しており、数隻の観光船が集まっている。その小舟で作ったソバを食べるためである。我々の船も小舟にロープを繋ぎ、ソバが出来るのを待つ。ソバは米粉のソバだが、いつものフォーとは少し違う。味はよい。
ソバを食べ終わると次はメコンの運河を回るツアーである。
メコンは遠くヒマラヤに水源を持ち6つの国を流れ来る川である。中国、ミャンマー、タイ、ラオス、カンボジア、ベトナムである。メコンの三角州は広大である。縦横に水路がある。その水路を巡る。半時間ほど川を遡り、やがて支流に入る。ここからが迷路のような水路である。巨大なホテイアオイが水路にあり、川岸には珍しい熱帯の植物が繁茂する。ジャックフルーツの大きな実がなっていたり、カスタードアップルがなっていたり。途中、モンキーブリッジという簡易橋があったりする。
よくこんな迷路を走れるものだと妙に感心しながら、やがて船はカカオ園に着く。カカオはチョコレートの原料だが、ここはベトナムでも初めてカカオの栽培に成功した農園であると説明を聞く。カカオの木は大木の陰で実をつけるらしく。ジャックフルーツの樹などと一緒に植えられている。カカオの実は黄色と茶色のものがあるが、質は同じである。カカオのみを収穫すると皮をむいてカカオ豆を取り出し、それを一週間発酵させる。発酵したものの外皮を取り除き、その上で磨り潰するとカカオのケーキ状のものができる。これに圧力を加えて発熱させるとカカオバターとチョコレートに分離できる。
はじめてチョコレートがカカオから出来る過程を理解した。ベトナムのカカオ生産量は多くないだろう。アフリカでのカカオ生産量が世界の需要を満たせないということもよく聞く。将来、ベトナムでのカカオ生産は増加するのだろうか。
今朝は4時に起きた。昨日の太陽を浴びすぎたせいか、どうも寝付けず、うとうととしていた。今日は一日ツアーを予約してあり、午前5時にホテルに迎えに来る。ホテルの部屋でお茶を飲み、トイレを済ませて待つ。5時に降りると車が迎えにきていた。今日はあと二人の客があり、合計4人での観光となる。次のホテルに向かい、オランダからの若いご夫妻と一緒になる。
最初に訪れたのは、水上マーケットである。メコンではかつて物流は川に頼っていたので、水上マーケットは非常に重要な市場だった。今日訪れたのは卸売りの市場である。大きな船が沢山停泊している。それぞれの船には竹の竿が立っており、その上に何を売っているのかを示す商品が結ばれている。パイナップル船ならパイナップル、タマネギならタマネギという訳だ。中には複数の野菜を結んでいるものもある。これはよろづ屋ということになる。
よく写真に写っている小売の市場はここにはない。ちょっと色彩には乏しいが、十分に面白い。
卸売市場のそばで食事をするという。そこには小舟が停泊しており、数隻の観光船が集まっている。その小舟で作ったソバを食べるためである。我々の船も小舟にロープを繋ぎ、ソバが出来るのを待つ。ソバは米粉のソバだが、いつものフォーとは少し違う。味はよい。
ソバを食べ終わると次はメコンの運河を回るツアーである。
メコンは遠くヒマラヤに水源を持ち6つの国を流れ来る川である。中国、ミャンマー、タイ、ラオス、カンボジア、ベトナムである。メコンの三角州は広大である。縦横に水路がある。その水路を巡る。半時間ほど川を遡り、やがて支流に入る。ここからが迷路のような水路である。巨大なホテイアオイが水路にあり、川岸には珍しい熱帯の植物が繁茂する。ジャックフルーツの大きな実がなっていたり、カスタードアップルがなっていたり。途中、モンキーブリッジという簡易橋があったりする。
よくこんな迷路を走れるものだと妙に感心しながら、やがて船はカカオ園に着く。カカオはチョコレートの原料だが、ここはベトナムでも初めてカカオの栽培に成功した農園であると説明を聞く。カカオの木は大木の陰で実をつけるらしく。ジャックフルーツの樹などと一緒に植えられている。カカオの実は黄色と茶色のものがあるが、質は同じである。カカオのみを収穫すると皮をむいてカカオ豆を取り出し、それを一週間発酵させる。発酵したものの外皮を取り除き、その上で磨り潰するとカカオのケーキ状のものができる。これに圧力を加えて発熱させるとカカオバターとチョコレートに分離できる。
はじめてチョコレートがカカオから出来る過程を理解した。ベトナムのカカオ生産量は多くないだろう。アフリカでのカカオ生産量が世界の需要を満たせないということもよく聞く。将来、ベトナムでのカカオ生産は増加するのだろうか。
はじめまして!
返信削除僕も来週このツアーに参加したいんですが、いくらしたか覚えてますか?
だいぶ前のことでよく覚えていないですが、このようなツアーはベトナムでの日帰りだと一人60ドルぐらいだったのではないかと思います。ツアーは書いたとおり、非常に充実してましたし、朝と昼のご飯つきで、我々を含めて4人(二人はオランダ人)で英語でのガイドでした。よく出来たツアーでした。楽しんでください。
削除60ドルですか、意外に高いですね。
返信削除メコン川ツアーだけなら10ドルくらいみたいですけど・・・。
是非行ってみたいと思います、ありがとうございます。
ボートだけなら安いと思いますが、ホテルへの迎えや食事、国立公園への案内など、色々と付くと高くなってしまいます。ぜひ色々と試してください。
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