2018年4月8日日曜日

ベトナム列車旅行 ダナンからタムキー

3月31日の日記 
 現在はタムキーからダナンへの帰りの列車のなかである。昨日の10時頃の列車でダナンを発ち、初めての列車での旅行を楽しんでいる。この電車はSE4という列車でサイゴンからハノイに向けての列車で、タムキーからダナンのあいだは途中停車はない。この路線は単線なので途中向かいの列車と停車しての交差する。
 ダナンからタムキーは約1時間半の旅である。行きの列車は約20分の遅れ、帰りは15分の遅れだったが、サイゴンからここまで千キロ以上の距離はある。たいしたものである。
待合室の様子
初めての列車旅で大いに緊張したが、いざ乗ってみると非常に快適である。
 それでは行きの旅から思い出しながら書いて見よう。
ホームはレールの高さとあまり変わらない
まずダナン駅に向かった。行きの列車は9時55分発と云うことで遅れないようにと我が家を9時に出た。駅までは車で約20分、9時20分に着く、待合い室に入るには事前にインターネットで購入してあった切符(実際にはA4版の印刷した切符)が必要である。待合い室にはたくさんの席があり、ここで待つ。
 定刻をしばらく過ぎると待合室からホームへの出口が開き、ここでまた切符を見せる。そしてホームへ向かう。
 ホームはかなり低い。線路から20センチメートルしかない。ホームの正面に車両の図がでており、我々の乗る車両は2号車なので、右側に向かう。
 駅のホームに立って驚くのは駅舎の方である。駅舎は長く左右に伸びているが、その駅舎の下は売店がずらりと並んでおり、ベトナム的な商店がたくさん軒を並べる。こんなに物が売れるのだろうか?とびっくりする。
 やがて列車が入って来た。乗降口に車掌がおり、彼にまた切符を見せる。この車両で間違いない。
弁当を売っている
車両に乗り込むとソフトシートの座席でエアコンも効いている。ホッとして座席に座る。なかなか快適である。窓ガラスがやや曇っているのが残念だが、まあそれぐらいの問題だ。
 しばらくすると車掌が来てミネラルウオーターのボトルを配ってくれる。さらに男性が来て何かを聞かれた。分からないので切符を見せると、違う違うと物を食うまねをする。ああ社内の食事の案内らしい。そこで「いらない」と言う。
 しばらく乗るとコーヒー売りのワゴン販売が来る。ここでコーヒーを頼む。本格的なベトナムのミルクコーヒー。とろっとして甘い。これがうまい。
 さらに次の駅になると、さきほどの食事のおじさんがやってきた。大きなワゴンを二人で引っ張っている。食事を注文した人に配っていく。結構なボリュームで、湯気を立てており、うまそうだ。今度は食べてみたい。
 1時間半後に車掌が呼びに来る。次がタムキーだという。外国人なので特別サービスだろう。
 

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