2017年10月10日火曜日

ベトナム、修理待ちの一日

 一軒家に住んでいるといろいろな故障が起こるものだ。ベトナムの家は日本以上に故障が起こる。つい最近も二カ所の故障が起こった。
 一つはキッチンの蛇口のパッキングが弱くなったようで水が垂れている。これがだんだんひどくなり、一回全体に響くようになった。パソコンで仕事をしていても「ポツ・・ポツ・・」と響く。
 もう一つは2階のエアコンが冷えなくなった。2階には3つのエアコンがあるが、客用寝室のエアコンである。
 こうなると外国人にはどうにも手に負えない。幸いなことに我が家の家主は頼りになる。なにしろ反応が早いのだ。英語で「2カ所修理をお願いします。」とメールを打つ。早速、反応がある。明日の2時と3時に職人が行きます。ありがたい。
 翌日の昼前に家内が悲鳴を上げている。どうしたのだろう。主寝室のエアコンから大量の水滴が落ちてベッドが濡れたという。幸いである。午後に修理が来る。いいときに序でに壊れてくれた。
 2時、家主がエアコンの修理人をつれてきてくれた。「3カ所になりました。」というと、「ノープロブレム」と言ってくれる。修理が始まると、家主が「仕事があります。次の職人が3時に来ます。」家を出際に、庭のジャックフルーツとポメロの実を見て、「あなたが好きなときに切ってください。」と言う。いや庭師と話をして未だ早いと言われています。」と説明すると、「大丈夫。」とポメロを切れと家内に手真似をしている。家内はポメロの砂糖漬けを作りたいと言っていたので、早速、生け花のハサミを持ってきて大きなポメロを切る。
 さてエアコンの修理は部品がないので取って来ますと言って15分ほどしてまた帰って来て無事終了。もちろん英語は通じないので、手真似である。
 今日の午後は落ち着かない。次は3時に来るなと思っていたがぜんぜん来ない。もう眠くてしょうがない。こちらでは昼寝が習慣になってしまい、何もできないので、一眠り。起きると3時45分になってもまだ来ない。しょうがない。また家主に電話をする。「修理は直ぐ行くよ。心配するな」との返答。
 数分もしないうちに修理のおじさんがやってきた。いつもの水関係の修理屋だ。以前から池の排水がおかしくなったりするとこの人が来ている。水を止めて、何かやっている。5分ほどで完了し、それではまた、と言って帰って行った。
 家内と「直って良かった。」と水を出して、何かが変だ。もう水を出す。分かった、蛇口を回す向きが逆になっている。今までは下に向けると水が出たが、今度は上に向けると水が出る。家内と顔を見合わす。思わず二人で吹き出す。「ベトナムだね、、ここは。」

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