2017年10月22日日曜日

ようやく涼しくなってきたダナン

 (先週16日に書いたものです、ちょっと遅れましたが。)
 今日の朝は美しい雨雲の観察出来る朝。夜半には雨が降っていた。昨日から夜寝るときに窓を小開けにして寝ている。窓は高いところにあるからコソドロが入る危険はなさそうだ。特に福禄園は団地の入り口ゲートに監視員が居て一応隔離された環境にあるので安心である。カーテンを開けてしまうと、隣の街灯のために多少明るいが、外気の入ってくる気持ちの良さが眠りの質を高めてくれるようだ。
 朝5時頃に目が覚める。窓からの涼しい風が心地よい。朝の気温は26度ぐらいになっているだろうか。買い置きのバナナを一本食べ、そしてベトナムコーヒーを飲む。そして6時からジョッギング。
 日課にしている3キロメートルぐらいのジョッギングをすると汗びっしょりになるのがダナンである。気温以上に高い湿度が効いているのかもしれない。ダナンの10月はよく雨が降る。有り難いのは夜の間、特に明け方に降るので、雨期という割には日中は曇りや気持ちのよい晴れ間が広がることが多い。 
 8時の朝食まではクーラーは入れないが、さすがにそのころになるとスイッチを入れる。気温もさることながら、湿度が高い。除湿をしないとカビが生えたりするので、クーラーを入れる。
 授業のある日は遅れぬよう大学にはタクシーで通うことが多い。大学まで乗っても4百円であるから安い。帰りは定期券を使って市バスで帰ってくる。ダナンの市バスは20分おきで運行し、その時間もかなり不安定なのでかなりの時間、バス停で待たされることもある。真夏はこれは大変な苦行である。近くの木の陰で太陽から逃げ回っていた。ところが、今はバス停のベンチに座って待てる。太陽が出ていると日焼けはするが我慢はできる。
 授業が引けると家に帰ってのんびりとして4時頃から午後の運動をする。朝のようなジョッギングはできないが、2キロから3キロを歩く。ダナンは海と川に挟まれた街である。海からの風が気持ちよい。日本の秋とはまったく異なる景色である。街路樹はほとんど常緑である。真夏は花が少なかったが、これからは火炎樹やイエローシャワーが花を咲かせていく。
 12月になるとダナンの最低気温は22度ぐらいまで下がる。その時期は太陽はほとんど出ない。毎日、空は雲で閉ざされている。しかも暑さに慣れた体には22度から25度の気温は恐ろしく寒く感じる憂鬱な季節になる。
 その前に10月の涼しさをエンジョイしておこう。

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